まさじゅんです。
東京に引っ越した後、東京でもステンドグラスの先生を見つけて指導して頂きました。
先生曰く「花でも鳥でも、自分で感動したものを作ってほしい。」
前年にトルコに行く機会があり、(リンク先Jarang&Jarangに今後関連記事予定)
ブルーモスクなど印象的でしたので先生に相談しました。
モスクを作りたい。
まず最初に紙で模型を作ります。
そしてドームのところが難しいのです。平面のガラスで(台形を組み合わせて)球状のドームを作ります。ここのガラス形状は先生に設計して頂きました。
原案では、ドームモスクだけだったのですが、欲が出て、やはり両側の尖塔(ミナレット)がないとモスクじゃない、と尖塔を追加。(実際の比率よりも太目になっちゃいましたが...)
両側の細い塔の中ほどに水平方向に黒い筋が入っていますが、この部分の細いガラスも切って磨かねばならず、細かい部品はグラインダーで削る際に爪も少し削れてしまうほど細かいコントロールが必要。
ガラスの原板に折り目の筋を入れて折り取ったのち、ニッパーで出来るだけ直線に近く形を整えてからは、円形砥石のグラインダーでひたすら削ります。これを水平面に置いてチェックしますが水平にならないのですね。直線は嫌、というのが正直な感想です。
上からみると7つの構造になっています。7つともランプを入れてランプの高さも調整しているので光り輝くモスクになりました。
また、壁側にも光の模様が映っています。周辺にも光の美しさが投影されるのもステンドグラスの魅力です。
では。
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