まさじゅんです。
もう10年前、大阪に住んでいた頃、大阪の先生に教わった最初の作品「オウム」です。
ああ、ステンドグラスは光を透過するときれいだな、と実感しました。(写真ではイマイチわかりませんが。この写真は今飾っているもので、10年間使っています。)
原画は先生から指定頂いていたので、色の配置をどうするかをいろいろ考えました。
目の部分は先生の炉でガラスを溶かして丸い形に成形してくださったものを貼り付けています。
最初のびっくりが2つ。
1.値段が高いガラスを使えばいい作品ができるというものではない。安いガラスでもいい場所に使えば全体が引き立つ。色のバランスの方が大事。(ちなみに数十㎝くらいのサイズで安いガラスで1000円くらい。高いものは数千円(機械製作)から1万円以上(手吹き))
2.止まり木の部分は本物の枝をどこかで拾ってきてね、と先生から言われたこと
このころはガラスを切るので一所懸命、他のことはあまり覚えていません。
ガラスを切る、というよりニッパーを使いながら「折る」という感じで、ひやひやです。オルファカッターの刃を折るような感じで端面のガラス部分を折り切りながら形を整えてゆきます。
■実は曲面の方がやりやすいのですね。切り取りすぎても、削って仕上げる時に適当に滑らかになるように調整ができたりします。
■直線はごまかしが利かない。直線が揺らぐと、隙間が目立ってしまい、ミスがチョンバレです。
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